2年ぶりに訪欧する許可が出たので,GW中3都市(グリニッジを加算すると4都市)を周遊してきました.日系A社ではGW期間中はいくらマイルが残っていてもなかなかエコノミー以外予約を受けてもらえないことが判明しています.さしあたって,往路ミュンヘン着,帰路ロンドン発で1年前から予約していた小旅行でした.
滞在中はすべての都市で雨がぱらついたかと思えば晴天もあり,朝は肌寒く昼は上着着用では暑いといった気候でした.
初日,滞在3度目のミュンヘンはAll about 「ドイツ博物館」だけ.事前に天球儀の展示場所をメールで聞いてみたのですが,届いた返事をみたのは帰国後でした.
事前に中央駅から博物館棟への行き方をウェブでみると,トラム16と書いてあったり18と書いてあったりします.どうもこの二つの路線はクロスオーバーしているようで,同じ電車に乗っていても中央駅を過ぎると路線表示が変わり,それに気づかずに見当外れのところに出てしまいました.この時期,停留所に注意書きとおぼしき掲示が出ていたので,運行の変更など特殊事情があったのかもしれませんが.ホテルで聞いたとおり,中央駅からは地下鉄でたしか3つめのイザルトール駅で降りて徒歩5分程度なので,これが最も速いし間違いが無いようです.
じつはこの博物館は展示場が市内に3箇所に分かれ,さすがエンジン・テクノロジーの国ドイツとあって,自動車や航空機に試乗できる会場がそれぞれあるらしいのですが,個人的関心はメインの博物館棟です.以前ツアーで一緒になった方に航空機のモデル作りが趣味の方がいらっしゃって,この博物館の実物の展示は模型のディティールに非常に役立つので来訪した旨のことを聞いていました.
B-1階(日本の一・二階)は建物全体が展示空間で,確かにこの中にも格納庫のように広大なスペースに実物の飛行機(フルスケールは中小型機ですが)などが飾られています.2-3階は回廊形式,4-6階が丸い塔の部分,ただし5階以上のプラネタリウムと天文台の部屋は現在改装中で閉館していました.
左:博物館はイザール川河畔に聳える塔が目印 右の塔ののなかには,あるものがあります.左の丸い塔はプラネタリウムと観測室のはず.
右:古地球儀の展示 これだけの明るさでの展示は珍しく見やすい
右:3階の天文展示室? 古観測機群や渾天儀もあります
左:2階の宇宙飛行関連の展示 さまざまな実物大の人工衛星群
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天球儀を求めて〜ミュンヘン・ウィーン・ロンドンの旅(1)
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