ドイツ博物館は日本で言えば,上野の国立科学博物館に近い存在です.博物館学という学問があり,扱う資料の分野によって博物館の特質が決まります.その意味で両者にはやや違いがあり,科博では自然史natural historyが含まれているので,鉱物・動植物の標本や恐竜博までやっていますが,ド博では理工学を中心とした科学技術や科学史が主体です(間違っていたらごめんなさい).
地上階(BF)の展示室は,入り口から直進してしまったので突然巨大な空間に帆船が,上空ではなくて体育館よりも高い天井の付近には飛行船が....
左:HF31 Maria号 1880年製の帆船 上に飛行船が小さく見える
右:Renzo号 1931年製 ヴェニスの蒸気タグボート. 船内に入ると蒸気機関を間近に見られます
もう少し進むと,戦闘機が並び,ああこれが模型マニア垂涎の,と息を呑みましたが,その後どちらに行ったらいいのか分かりません.
左:動力機関とあるのですが,矢印もあるのでつい奥に進んでしまいます
中:実物のジェット戦闘機群が....
右:これはメッサーシュミットMe 262 A-1a 1944年 アウグスブルク製だそうです
左・中:ジェット旅客機のジェットエンジンの構造が実物で分かります
右:クロークルームの奥に見えるのは,古式ゆかしい井戸の掘削機か?
とりあえず,もらった館内図で確認すると,入り口左がクロークルームでそこから回るのが模範ルートであることがわかりました.
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ドイツ博物館-1 ミュンヘン・ウィーン・ロンドンの旅(2)
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